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我々が知っていること
パテック フィリップは、昨年のウォッチアート・グランド・エキシビション / 東京2023にてワールドタイム 5330Gの限定モデルを披露し、今回はブルーグレーの文字盤を備えたこのリファレンスを一般生産すると発表した。5330Gにはパテック製Cal.240 HU Cを搭載したが、これはワールドタイムという複雑さに、ローカルデイトを追加したものである。
パテックはワールドタイマーを発明したわけではないが、このコレクションは長年かけてパテックを象徴するまでに結びついた。5330Gは40mm径×11.57mm厚のポリッシュ仕上げのホワイトゴールド製ケースを採用。これはステップドラグが特徴の、ヴィンテージ風ケースである。文字盤はブルーグレーのオパラインにカーボンパターンを施し、日付は、先端が赤く塗られたガラス製ポインターで示される。
内部には、ウォッチアート・グランド・エキシビション / 東京2023モデルである5330Gに搭載されたムーブメントと同じ、Cal.240 HU Cを収めている。これは各タイムゾーンに対する24時間制のデイ/ナイト表示を備えたワールドタイムだが、最も注目すべきは、ムーブメントのローカル(12時間制)時間に日付を合わせることができる初のワールドタイムだという点だ。
新作5330Gの希望小売価格は、1213万円(税込)である。
我々の考え
パテックは今年、ワールドタイムとトラベルタイムの製品を多数発表したが、5330Gはパテックのカタログに正当に並べられる、新しいリファレンスとして注目を集めるだろう。これはウォッチアート・グランド・エキシビション / 東京2023後に、日本市場向けに300本の限定版として投入されたため、予期せぬ展開ではない。5330Gは、6007Gからダイヤルインスピレーションを得ているが、よく実現しているように思う。デニム風ストラップもワールドタイムをドレスダウンさせており、どんな人にもふさわしいものとなっている。
基本情報
ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: ワールドタイム(World Time)
型番: 5330G-001
直径: 40mm
厚さ: 11.57mm
ケース素材: ホワイトゴールド
文字盤: オパラインブルー、カーボンパターン
インデックス: アプライド
夜光: あり、ホワイト夜光
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: 手縫いのブルーグレーデニムパターンカーフスキンストラップ、WG製フォールディングクラスプ
ムーブメント情報
キャリバー: 240 HU C
機能: 時・分、ポインターデイト、ワールドタイム、ローカルデイト表示、すべてのタイムゾーンのデイ/ナイト表示
直径: 30.5mm
厚さ: 4.58 mm
パワーリザーブ: 約38~48時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
追加情報: ローカルタイムに合わせた日付表示を備える初のワールドタイムキャリバー
価格 & 発売時期
価格: 1213万円(税込)
詳しくはパテック フィリップの公式サイトをご覧ください。
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