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ロンドンを拠点とする作家であり、世界でも屈指の時計の権威であるニコラス・フォークス(Nicholas Foulkes)氏が、ロレックスの最もアイコニックな時計を探究するシリーズ第2弾を携えて戻ってきます。スイスの時計メーカーであるロレックスは、世界的なデザインの権威であるWallpaper*と提携し、デイトジャスト初となる正史を出版します。これは2024年10月に刊行された、フォークス氏によるサブマリーナー探究に続く、待望の1冊です。『Oyster Perpetual Datejust — A Watch that Made History(オイスター パーペチュアル デイトジャスト ― 歴史をつくった時計)』は9月29日に発売され、英語版とフランス語版の両方で入手可能です。
デイトジャストの伝説は、HODINKEE創刊当初から記事として取り上げられており、この革新的な時計の物語をご存じの方も多いでしょう。デイトジャストは1945年に誕生したロレックス初の防水性を備えた自動巻きクロノメーターウォッチであり、3時位置に日付表示窓を備えていました。発表の際、ロレックス創業者のハンス・ウイルスドルフ(Hans Wilsdorf)が“これまでのすべての発見を結集した時計”と表現したこのモデルは、その後1953年に独特のサイクロップレンズを搭載し、世界的に認識されるデザインを“完成”させたのです。
「数あるモデルのなかでも、デイトジャストこそがロレックスを最も代表するタイムピースだと多くの人が考えている」とフォークス氏は記しています。さらに彼は、この伝説的な時計を「究極のカメレオンである。1945年の登場以来、どの時代にも難なく適応してきた。常にその本質を守り続け、80年前のオリジナルは2025年の現行モデルにおいてもはっきりと見て取れる」と描写しています。この224ページの書籍はロレックスの歴史的な写真と、新たに撮り下ろされたオリジナル写真を組み合わせ、デイトジャストの80年にわたる豊かな歴史を証言する著名人たちの言葉を描き出すために構成されています。そこにはもちろん、数多くのロレックスのテスティモニー、トップアスリート、そして芸術界の著名人たちが登場します。
これらの書籍がほぼ1年おきに刊行されていることから、フォークス氏とそのチームは驚くべきペースでこのシリーズを発表しているといえ、きわめて刺激的です。私は秋になったら、どこかで暖炉の火を前に温かい飲み物を手にじっくりと読みふけるのを楽しみにしています。これが新しい秋の習慣になるかもしれません。
『Oyster Perpetual Datejust — A Watch that Made History(オイスター パーペチュアル デイトジャスト ― 歴史をつくった時計)』はWallpaper*から出版され、9月9日より予約受付開始、9月29日からはWallpaperSTORE*にて英語版とフランス語版をオンライン限定で購入可能です。ハードカバー版(100ポンド / 125ユーロ/ 135ドル、日本円で約2万円)は、10月から世界各地の正規ロレックス販売店や、一部の独立系書店・小売店でも販売されます。
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