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メゾン・アルセがオーナーたちからの要望に応えて、ある製品を発表しました。それはブランドを象徴するクロック、ペルセ用のムーンフェイズモジュールです。このペルセはパーツの状態で届けられ、オーナー自身が自宅で組み立てるというユニークな製品です。しかし注意点として、この製品は単体で発売されるものではなく、モジュールを追加するためにはペルセをすでに所有している必要があります。とはいえ2020年にこのコンセプトで創業し、2023年のGPHGでオーダシティ賞を受賞するなど、今勢いに乗るこの若いブランドにとって、これはごく自然な次のステップと言えるでしょう。
組み立て途中。
ペルセは、実践的なDIY体験そのものをコンセプトとして作られています。パーツは分解された状態で届き、オーナー自身が組み立てるのです。その過程では(プライベートなWhatsAppグループを含む)手厚いサポートが用意されています。そしてそのグループ内で繰り返し寄せられていた要望のひとつが、ムーンフェイズの追加でしたが、今回、ついにそれが実現したのです。もちろん、これもオーナー自身が取り付ける仕様となっています。
パーツが入ったキットも、クロック本体に劣らずエレガントです。
しかし、その実現は一筋縄ではいきませんでした。HODINKEE Magazine Vol.13でも紹介したブノワ(Benoît)とアルセ モンフォール(Alcée Monfort)は、既存のペルセの全バリエーション(アジュール/Azur、ニュイ/Nuit、オール/Or、ドゥース/Douce、ファントム/Fantôme)に対応するモジュールを設計する必要があったのです。さらに、クロックが縦置きでも横置きでも機能しなければならず、これはムーンフェイズにとってはきわめて珍しい制約であり、開発の複雑さを一層高めることになりました。
そうして完成したのが、18個のパーツで構成されるアドオンキットです。工具、説明書、そして組み立て用のビデオガイドも完備されています。取り付けには、元のクロックを部分的に分解する必要がありますが、このクロック自体、すでに233個の部品で構成されており、ゼロからの組み立てには約6~8時間を要します。
ほぼすべての部品は、同社が拠点を置くフランス製であり、仕上げにもブランドの根幹にある実践的な精神が貫かれています。月は、凸面の上部にハンマー仕上げとポリッシュ仕上げが施され、その下にはサテン仕上げが施されています。クレーターもひとつひとつ手作業で仕上げられており、このスケール感からは想像もつかないほどの質感と躍動感をディスプレイにもたらしています。
機能面では、29.5日の月周期がダイヤルの右下に表示され、毎日正午ごろに1日分進む仕組みです。調整はラチェットを使って手で直接行う方式で、このプロジェクトの精神をとてもよく表しています。
ブリッジには、ハンマー仕上げとフロスト仕上げを組み合わせ、繊細なきらめきを生み出すブランド独自のグラテ(gratté)仕上げを採用。一方、ラチェットにはラッカーを施し、星空を背景に、金色のペルセウス座(ギリシャ神話でアレスの父)がエングレービングされています。周囲のトラックは、繊細なラッカーで仕上げられたムーンフェイズの数字で飾られています。
さらにこだわりたい人のために、キットには針とマーカー用のスーパールミノバもオプションで用意されています。もちろん、塗布するのはオーナー自身です。
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