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Introducing タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ―最後のオランダGPを迎えるザントフォールトに着想を得た限定モデル

オランダを象徴するオレンジをまとったふたつの限定モデルは、ザントフォールトで開催される最後のF1レースに敬意を表したものだ。

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我々が知っていること

これはオレンジだ。今回のニュースは、要するにそれに尽きる。2025年初頭、タグ・ホイヤーが最高峰のモータースポーツレースシリーズの公式タイムキーパーに復帰する一環として、改良されたソーラーグラフムーブメントを搭載した強力なフォーミュラ1を復活させて以来、オレンジモデルがまだ発表されていなかったというのは少々衝撃的かもしれない。ところが、ついに登場したのだ。もちろん私は大歓迎だ。(そしてジェフ・スタイン氏によるフォーミュラ1の驚くべき起源に関する詳細な記事をまだ読んでいない方は、今すぐ手を止めてこちらをクリックして欲しい)

TAG Heuer Formula 1 Solargraph Limited Edition

 そんなわけで、タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフの最新モデルを安堵とともに歓迎したい。限定モデルとして、ラバーストラップ仕様とメタルブレスレット仕様の2種類が用意される。オレンジ、グレー、レッドのカラーリングは、アムステルダム近郊のオランダ沿岸部に位置するザントフォールト・サーキットで開催されるオランダGPへのオマージュだ。8月21日に始まるこのレースウィークは、少なくとも現在の形では最後のオランダGPとなる。オランダ代表サッカーチームのユニフォームで国際的に最もよく知られているオレンジ色は、オランダ王室やオラニエ=ナッサウ家と結びついたオランダで愛されている色だ。

 タグ・ホイヤーがオレンジ(オランダ語でoranje)をまとった時計を送り出すのは、タグ・ホイヤーがスポンサーを務めるレッドブル・レーシングのエースドライバー、マックス・フェルスタッペンの母国で開催される最後のF1レースへのオマージュとして、実にふさわしいと言えるだろう。

TAG Heuer Formula 1 Solargraph Limited Edition

 本作はオレンジの逆回転防止ベゼル、オレンジのチャプターリング、そしてオレンジのラバーストラップを採用している。ここで本当に大胆なのは、3時位置の日付表示窓の縁取り、チャプターリング上の夜光ドット、そして時・分針にまでレッドをアクセントカラーとして採用したことだろう。ラッカー仕上げの秒針も、“TAG Heuer”のロゴと“Formula 1”の文字もレッドで統一されている。

 オレンジとレッドは、一見すると自然な組み合わせとは言い難い。色相環では隣り合う類似色で、少なくとも従来のルールでは補色関係ではない。しかしどちらもグレーのダイヤルとのコントラストがよく効いており、この大胆なカラーコンビネーションが見事に成立している。定石なら、オレンジの補色であり自然なコントラストを生むブルーが選ばれていただろう。しかも赤・白・青のオランダ国旗にも使われている色なので、自然な選択肢とも言える。

TAG Heuer Formula 1 Solargraph Limited Edition

 新たなカラーリングを除けば、この限定版タグ・ホイヤー フォーミュラ1は基本的に既存モデルと同様の仕様だ。ステンレススティール(SS)製ケースの直径は38mmで、ムーブメントにはソーラーグラフを搭載する。このムーブメントは当初タグ・ホイヤー専用として、ラ・ショー・ド・フォン近郊のラ・ジュー・ペレによって製造されていたが、現在はタグ・ホイヤー専用ではない。ソーラーグラフは、量産型のスイス製ソーラームーブメントにおける最新世代の技術を体現しており、フル充電時のパワーリザーブは6〜10カ月。わずか2分間光に当てるだけで丸1日分の駆動に必要な電力を蓄えられ、フル充電に必要な日光照射時間は40時間未満だ。

TAG Heuer Formula 1 Solargraph Limited Edition

 オレンジ色のラバーストラップ仕様は1500本限定で、価格は30万8000円。タグ・ホイヤーによると、ブレスレット仕様はオンラインストア限定販売となり、1000本限定で32万4500円(いずれも税込)となっている。

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我々の考え

これはオレンジだ。もちろん色の好みは完全に主観的なものだが、私に言わせれば、時計に使う色として、正しく仕上げられたオレンジほど素晴らしい色はない。遊び心がありながら、どこか実戦的な雰囲気も備えている。有能そうでスピード感がありながら、必要以上に生真面目な印象にはならない。ライバルであるイエローよりも、はるかに優れている。中世、イエローは一部の文化圏では裏切り、そしてのちには臆病の色とされていた。つまり、オレンジのほうがいい。以上。

 もしタグ・ホイヤーのデザイナーが針と文字にレッドカラーを採用したことを気に入ったなら、このモデルはまさにあなたにぴったりのF1ソーラーグラフだろう。もしちょうどF1 ソーラーグラフを探している、あるいは購入を考えていたのなら、まさに候補になる1本だろう。楽しく、コンパクトで、F1パドック由来の豊かなヘリテージを持ち、タグ・ホイヤーのラインナップへ足を踏み入れやすい価格設定でもある。そして、そう。オレンジだということはもう言っただろうか?


基本情報

ブランド: タグ・ホイヤー(TAG Heuer)
モデル名: フォーミュラ1 ソーラーグラフ(Formula 1 Solargraph)
型番: WBY111H.FT8128(ラバーストラップ仕様)、WBY111L.BA0042(ブレスレット仕様)

直径: 38mm
厚さ: 9.9mm
ケース素材: スティール
文字盤色: グレー
インデックス: アプライド
夜光: エッグシェルカラーのスーパールミノバ®(暗所ではグリーンに発光)
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ピンバックルが付いたオレンジのラバーストラップ、フォールディングクラスプと調節リンクが備わったSS製ブレスレット

TAG Heuer Formula 1 Solargraph Limited Edition

ムーブメント情報

キャリバー: TH50-00
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示
パワーリザーブ: フル充電時約6~10カ月
巻き上げ方式: ソーラークォーツ


価格&発売時期

価格: ストラップ仕様が30万8000円、ブレスレット仕様が32万4500円(いずれも税込)
発売: 2026年8月(編注;ブレスレット仕様のオンラインブティック限定先行販売は、8月21日午前7時まで開催中)
限定: あり、ラバーストラップ仕様が1500本、ブレスレット仕様が1000本限定

詳しくはこちらをご覧ください。