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時計業界最大手のグループのひとつが、2027年のWatches & Wondersに参加する。つまりブライトリングのハウス・オブ・ブランズが、世界最高峰の高級時計見本市に初めて加わることになったのだ。非営利団体であるWatches & Wonders Geneva財団の声明によると、4月5日から11日までジュネーブのパレクスポで開催される同見本市には、前回開催時に初登場した“イン・ザ・シティ(In The City)”プログラムを含む関連プログラムや展示会とともに、ブライトリング、ギャレ、ユニバーサル・ジュネーブ、イタリアのダミアーニなどのブランドが、創設パートナーであるロレックス、パテック フィリップ、リシュモン・グループのブランドと並んで出展する予定だ。
グループ会社であるハウス・オブ・ブランズの参加は、Watches & Wondersにとって重要なトピックであり、毎年春に開催されるスイスおよび世界の高級時計メーカー、リテーラー、メディア、そして一般の時計愛好家が一堂に会する最も重要なイベントとしての地位をさらに際立たせるものだろう。この発表は、バーゼルがWatches & Wondersの開催と同じ4月に“バシリア”を開催し、時計・ジュエリー見本市の開催地として復帰するというニュースに続くものだ。こうしてWatches & Wondersに参加しないスイス時計業界の主要なコングロマリットは、スウォッチ グループだけとなった。
Watches & Wondersの主催者は声明のなかで、「これらの新しい名前が加わることはWatches & Wondersの進化において重要なマイルストーンを意味し、主要な時計メーカーが共通のビジョンのもとに団結したいという願いを反映しています」と語った。
2026年のイベントでは、中東の地政学的な緊張や軍事衝突が一部のゲストの渡航に影響を与えたものの、初参加のオーデマ ピゲを含む過去最多となる65ブランドが出展し、6万人近い来場者を記録した。この毎年恒例の小売り向け見本市を主催・運営する非営利団体、Watches & Wonders Geneva財団の会長であるシリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)氏は、将来的には参加ブランド数が最大で100にまで拡大する可能性があると述べている。
また彼は、出展費用や展示スペース1平方メートルあたりにブランドへ請求される料金が過去5年間値上がりしていないこと、そしてWatches & Wonders Geneva財団が地元のホテル運営会社や飲食業者と協力し、参加コストを比較的合理的な範囲に抑える努力をしてきたことも明かした。かつて世界最大の時計・ジュエリーの祭典であったバーゼルワールドが2019年を最後に幕を閉じた背景には、2018年のスウォッチ グループの離脱に加え、きわめて高額な出展費用や来場者の宿泊・飲食コストに対する不満の声があったことは記憶に新しい。
ロレックス、リシュモン、パテック フィリップの主導により2022年9月に設立されたWatches & Wonders Geneva財団は、ジュネーブを拠点とする非営利団体であり、毎年開催されるジュネーブ・サロンを通じて時計製造業界を振興することを使命に掲げている。シャネル、エルメス、LVMHも同財団(WWGF)の理事会メンバーだ。
ロレックス、パテック フィリップ、リシュモン・グループが擁するブランド(A.ランゲ&ゾーネ、カルティエ、IWC、ヴァシュロン・コンスタンタンなど)を中核としながら、現在のWatches & Wondersにはブルガリ、タグ・ホイヤー、ゼニス、エルメスやシャネルといったブランドも加わった。2026年には、オリスやノルケインをはじめとするスイスブランドのほか、日本のグランドセイコー、ドイツのノモスやジンといった国際的なブランドも参加。WWGFは、2027年のイベントの詳細と参加ブランドのリストについて、後日改めて発表する予定だ。
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