Introducing ジャガー・ルクルト レベルソ・ハイブリス・アーティスティカ・キャリバー179、最高速のジャイロトゥールビヨンを搭載（編集部撮り下ろし）

　新しいレベルソ・ハイブリス・アーティスティカは、ブルーのアクセントを特徴とするWGバージョンとは異なり、PGケースと、PG製チャネルにセットされたブラックとグレーのラッカーを特徴とする両面ディスプレイを備えている。裏側のスケルトン化されたダイヤルは、一部のブリッジにブラックラッカーが施されている。技術がキャンバスとして舞台を設定する一方で、これはやはりハイブリス・アーティスティカであり、JLCは技術と芸術的な工芸技術を見事に融合させている。裏側のスケルトン化されたダイヤルは、隅に24時間表示を備えて追加の実用性を加えており、各ダイヤルは独立して設定できる。

　Cal.179で常に目を引くのは、レベルソのために特別に設計された長方形のケースにセットされたジャイロトゥールビヨンムーブメントだ。ジャイロトゥールビヨンは123個の部品で構成され、内側のケージが16秒ごとに360°回転し、外周のキャリッジが毎分1回転する。ケースを閉じた状態では、回転するケージを見やすくするために黒い背景を設けている。半球状のひげゼンマイは、さらに立体的な動きで伸縮する様は、まさに圧巻の光景だ。

　ハイブリス・アーティスティカの立体的な性質により、縦51.2mm×幅31mm、厚さは13.63mmと、多くのレベルソよりもわずかに大きく厚い。しかし装着感はきわめて快適だ。この時計は40時間のパワーリザーブがあり、手巻きだがパワーリザーブを犠牲にすることで、技術的に印象的な時計を手に入れることができる。18KPGの新しいレベルソ・ハイブリス・アーティスティカ・キャリバー179は10本限定で、価格は非公開だ。

　今年初めにこれについて言及したが、同ブランドの、新しくきわめて複雑なバックルも追加の賞賛に値する。それは46個の部品を持つフォールディングバックルであり、重さは約30g近くあるが、すべてに意味がある。バックルは0.5mm単位で調整可能で、1年をとおして手首のサイズが変わるときにストラップのサイズをより簡単に調整できるのだ。

ブランド: ジャガー・ルクルト（Jaeger-LeCoultre）
モデル名: レベルソ・ハイブリス・アーティスティカ・キャリバー179（Reverso Hybris Artistica Calibre 179）

直径: 51.2mm×31mm
厚さ: 13.63mm
ケース素材: 18Kピンクゴールド
文字盤色: 表はブラックとグレーのラッカー、裏はブラックラッカーを施したスケルトン仕様
インデックス: 18KPGのアプライドインデックス
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: スモールスケールライニング付きブラックのアリゲーターレザー、18KPG（750/1000）製調整可能フォールディングバックル付き（46個の部品、重さ約30g、0.5mm単位で調整可能）

キャリバー: 179
機能: 両面で時・分表示、裏ダイヤルで第2時間帯と24時間表示、両面でジャイロトゥールビヨンが見える
パワーリザーブ: 40時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 46
クロノメーター認定: なし

価格: 要問い合わせ
発売時期: 発売中
限定: 10本限定

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