trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing オメガが第4世代のシーマスター プラネットオーシャンを発表、これは大幅なアップデートだ(編集部撮り下ろし)

新しいケース、基幹コレクション向けのアップデートされたムーブメント、そして新しいブレスレット。すべてが新しい。

ADVERTISEMENT

我々が知っていること

オリジナルコレクションの発表から20周年を迎え、オメガはシーマスター プラネットオーシャンのラインナップを大幅に刷新し、第4世代のデザインを発表した。ダイバーズウォッチは1932年以来オメガのヘリテージの中核であったが、シーマスター プラネットオーシャンラインはよりヘリテージ志向のデザインから分岐したもので、アクアテラよりもスポーティで、ダイバー 300Mよりも頑丈だ。各世代とも、このコレクションにインスピレーションを与えたとされる1964年~1970年代のシーマスターのデザインからわずかに離れてきたが、今回のモデルはプラネットオーシャンにとって最大の飛躍である。

Omega Seamaster Planet Ocean

 新しく、より角ばったデザインのケースは直径42mm×厚さ13.79mmである。フラットなサファイアクリスタルと、新たに採用されたチタン製ケースバックの使用により、第3世代の16.1mmの厚さから大幅に改善されている。ラグ・トゥ・ラグは47.5mmで、ブレスレットやラバーストラップと接合する部分で急激に落ち込む、かなり短縮されたケースが特徴だ。この時計は、チタン製インナーリングを備えたツーピースのステンレススティールケースを特徴とし、マットブラックのダイヤルにはホワイトまたはマットオレンジのヴァーニッシュ(ニス塗装)仕上げ、あるいはロジウムプレートのアラビア数字が施されている。これらの数字は、より大胆なオープンスタイルに再設計されている。オレンジの数字はオレンジのセラミックベゼルと、ホワイトの数字はブルーのセラミックベゼルと、そしてロジウムプレートの数字はブラックのセラミックベゼルと組み合わせている。

Omega Seamaster Planet Ocean
Omega Seamaster Planet Ocean
Omega Seamaster Planet Ocean

 ダイヤルには、ロジウムプレートのアプライドでオメガの名とロゴが配されており、インデックスと針も同様にロジウムプレートが施されている。ダイヤルの残りの部分は、すべてのモデルでホワイトのプリントがなされている。インデックス、針、ベゼル上の夜光ドットはすべてスーパールミノバ X1が充填されており、時針とインデックスはブルー発光、分針とダイビングベゼルはグリーン発光だ。ダイヤルにはこの時計の標準となる600m防水を備えていることが記されている。

Omega Seamaster Planet Ocean

 この時計は、両方向巻き上げ式の自動巻きCal.8912を搭載している。ムーブメントには、オメガのフリースプラングテンプ用のシリコン製“Si14”テンプ受け、コーアクシャル脱進機、そして直列に配置されたふたつの香箱が内蔵されており、60時間のパワーリザーブを提供する。このムーブメントは、ウルトラディープやO-MEGASTEELモデル、さらにはプロプロフやシーマスター 300 コーアクシャル マスタークロノメーターモデルなど、プラネットオーシャンのさまざまなバージョンにすでに採用されている。そして今回、プラネットオーシャンの新しい基幹コレクションの一部となる。

 多くの購入者にとって最大のアップデートは、おそらく外観だろう。ケースは以前のバージョンからわずかに竪琴ラグのねじれを残しているが、より角ばったデザインになり、シャープなエッジ、ポリッシュ仕上げの面取り、そしてサテン仕上げの側面を特徴としている。リューズガードはより際立っている。しかし、際立っていないものは何か? 手動式ヘリウムリリース用のふたつ目のリューズだ。際立っていないというよりも、完全になくなっている。よりスリムなフラットリンクブレスレットも再設計されており、ラグの幅21mmで接合され、ケースにほぼ完全に統合されているように見える。ブレスレット(16.5mmにテーパーがかかっている)は6段階の調整が可能で、オメガのダイバーエクステンションを備えている。

Omega Seamaster Planet Ocean
Omega Seamaster Planet Ocean
Omega Seamaster Planet Ocean

 前述のように、チタン製ケースバックは薄さと防水性を優先してシースルーバックを廃止している。ウェーブエッジのデザインを持ち、タツノオトシゴロゴを含むブランドの刻印が施されている。

Omega Seamaster Planet Ocean

 これはシーマスター プラネットオーシャンにとってまったく新しい外観でありながら、同時にきわめてなじみ深いものに感じられる。ブランドはオレンジセラミックの製造がより困難であるため、それに応じて価格が設定されていると述べた。価格はブラックとブルーモデルのラバーストラップ付きが122万1000円から、オレンジモデルは、オレンジまたはブラックのラバーストラップ付きが125万4000円、ブラックとブルーモデルのブレスレット付きが130万9000円、オレンジのモデルのブレスレット付きが134万2000円からとなる(すべて税込)。

Omega Seamaster Planet Ocean

我々の考え

オメガにとってこれがどれほど大きな変化であるかを理解するのに、私はしばらく時間がかかった。その一因は、この進化があまりにも自然に見えるからだ。もうひとつは、率直に言うと私は個人的なコレクションのためにプラネットオーシャンを検討したことがほとんどなく、過去20年間の進化をあまりよく把握していなかったことが理由だ。前世代とこの世代を見比べると、その違いは実に顕著である。厚さが約2.5mmも減少し、42mmという確かなサイズに落ち着いたことによる着用感の大幅な改善を抜きにしてもである。ブレスレットのようなほかの細部も信じられないほどよくできている。この時計は、ある意味でミニ・プロプロフのようにも見える。ジェームズが間もなく本格的なハンズオンで詳細を報告する予定なので、乞うご期待。

Omega Seamaster Planet Ocean
Omega Seamaster Planet Ocean
Omega Seamaster Planet Ocean
Omega Seamaster Planet Ocean

基本情報

ブランド: オメガ(Omega)
モデル名: シーマスター プラネットオーシャン(Seamaster Planet Ocean)

直径: 42mm
厚さ: 13.79mm
ラグ・トゥ・ラグ: 47.5mm
ケース素材: ステンレススティール、グレード5チタン、セラミック
文字盤: マット仕上げのブラックダイヤルに、マットホワイトまたはマットオレンジのヴァーニッシュ(ニス塗り)仕上げのアラビア数字
インデックス: ロジウムプレートインデックスにホワイトのスーパールミノバ(ブルー発光)、分目盛りはホワイトで転写プリント
夜光: ホワイトのスーパールミノバ、時針と秒針(インデックスと一致)はブルー発光、分針(ベゼル上の夜光ドットと一致)はグリーン発光
防水性能: 600m
ストラップ/ブレスレット: ブレスレット/ポリッシュ&サテン仕上げ、オメガ特許取得のスクリュー&ピン式ブレスレットに、オメガ特許取得のラック&プッシャーシステムと、ダイバーエクステンションを備えた伸長可能なフォールディングクラスプ(ラグ間21mm、クラスプ幅16.5mm)、ストラップ/ブラックまたはオレンジのラバーに、ポリッシュ&サテン仕上げのSS製ケースリンクとフォールディングクラスプ(ラグ間21mm、クラスプ幅18mm)

Omega Planet Ocean

ムーブメント情報

キャリバー: オメガ 8912
機能: 時・分表示、センターセコンド
直径: 29mm
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き、両方向巻き上げ式
振動数: 2万5200振動/時
石数: 38
クロノメーター認定: METAS マスタークロノメーター認定
追加情報: シリコン製“Si14”テンプ受けを備えたオメガのフリースプラングテンプ、(3つのツメ石を持つ)コーアクシャル脱進機、直列に配置されたふたつの香箱


価格&発売時期

価格: ブラックとブルーモデルはブレスレットで130万9000円、ラバーストラップで122万1000円、オレンジモデルはストラップで125万4000円、ブレスレットで134万2000円(すべて税込)
発売: まもなく
限定: なし

詳しくはこちらをご覧ください。