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Introducing ジャガー・ルクルト、滝の連作完結を飾る4本のレベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎

19世紀を代表する日本の浮世絵師・葛飾北斎を讃えた本作は、その晩年の滝を主題とした作品群をレベルソの上に蘇らせた限定モデルです。

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我々が知っていること

2018年以降、ジャガー・ルクルトは葛飾北斎の作品に着想を得たレベルソ・トリビュート・エナメルの限定モデルを製作してきました。Watches and Wonders 2026において同ブランドは、北斎による連作、“諸国瀧廻り(A Tour of the Waterfalls of the Provinces)”の解釈を締めくくるかたちで、4つの新たなリファレンスをいずれも各10本限定で発表します。

Kiyotaki Kannon Waterfall at Sakanoshita on the Tōkaidō

レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎《東海道坂ノ下清滝くわんおん》。

 今回再現された4つの図柄は、相州大山ろうべんの瀧、東海道坂ノ下清滝くわんおん、美濃ノ国養老の滝、そして東都葵ヶ岡の滝です。これらは、北斎による全8図からなる滝の連作「諸国瀧廻り」のうち、最後を飾る4作品にあたります。

Rōben Waterfall at Ōyama in Sagami Province_

レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎《相州大山ろうべんの瀧》。

 各モデルは、45.6×27.4mm、厚さ9.73mmの18Kホワイトゴールド製レベルソケースに収められています。表面のダイヤルには、ローズエンジン旋盤によって手作業で施されたギヨシェ装飾が採用されており、リファレンスごとに異なるパターン(バーリーコーン、ウェーブ、バンブー調、ヘリンボーン)があしらわれています。これらの模様の上には、半透明のグラン・フー エナメルが複数層(通常4〜5層)にわたって重ねられ、各層ごとに焼成と乾燥を繰り返すことで、奥行きと豊かな色彩が生み出されています。

レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎《東都葵ヶ岡の滝》。

 裏蓋には、それぞれ対応する北斎作品を再現したグラン・フー エナメルによるミニアチュールがケースバックに描かれています。これらのエナメル画は最低でも14層を要し、各層は約800℃で焼成され、1点あたり合計約80時間を費やして制作。直径およそ2cm²の限られたスペースに構図が描かれ、日本語の書き込みも肉眼では捉えきれないほどの精緻さでハンドペイントされています。

 また4モデルすべてに手巻きCal.822を搭載。ムーブメントの厚さは2.94mm、振動数は2万1600振動/時(3Hz)、パワーリザーブは約42時間です。

レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎《美濃ノ国養老の滝》。

 各モデルには、18KWG製フォールディングクラスプを備えたブラックのアリゲーターレザーストラップ、もしくは18KWG製ミラネーゼ“アール・デコ”ブレスレットが組み合わされます。4つのリファレンスはいずれも各10本限定で、価格は要問い合わせとなります。


我々の考え

エナメル、とりわけジャガー・ルクルトのメティエ・ラール®工房による作品について、最近よく考えています。現代のウォッチメイキングにおいて、この技法は忘れ去られたわけではないものの、時間もコストもかかり、失敗が許されない極めて繊細な工程であるがゆえに、ますます希少な存在になりつつあります。それでもなおジャガー・ルクルトが意図的にこの分野へ投資を続けている点に、私は大きな魅力を感じています。

 この北斎シリーズは、まさにそうした姿勢を体現するコレクションだと言えるでしょう。製造工程においても仕上がりにおいても、その哲学が貫かれています。2018年以降、ブランドはこれらの作品を一度にまとめて発表するのではなく、ひとつひとつ丁寧に仕上げながら段階的に展開してきました。本作は北斎に着想を得たシリーズの第5弾で、2023年以来の新作でもあります。そして今回、滝を主題とした連作がついに完結します。

jlc side profile

 レベルソはこうした表現の場として実に理にかなった存在です。もともとポロ競技の際にダイヤルを保護するため、ケースを反転できるよう設計されたこの時計は、その構造そのものによって裏面に自然なキャンバスを生み出しています。もっとも、いま実際にスポーツのためにレベルソを使っている人はそれほど多くないでしょう。だからこそケースバック側の使い方には、さまざまな解釈の余地があります。ジャガー・ルクルトはその可能性を全面的に押し広げ、裏面を主役へと昇華させることで、ケースを反転させたくなる明確な理由を与えています。

 そして実際に反転させてみると、そこにはまったく別の世界が広がっています。緻密で情報量に富み、このサイズで表現されていることがすぐには信じがたいほどです。その芸術性の高さは、実物を目にしてこそ真に理解できる類いのものだと思います。


基本情報

ブランド: ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)
モデル名: レベルソ・トリビュート・エナメル・葛飾北斎(Reverso Tribute Enamel Hokusai Waterfalls Series)
型番: Q39334T7(相州大山ろうべんの瀧)、Q39334T8(東海道坂ノ下清滝くわんおん)、Q39334T6(美濃ノ国養老の滝)、Q39331T9(東都葵ヶ岡の滝)

直径: 45.6 mm
厚さ: 9.73mm
ケース素材: 18Kホワイトゴールド
文字盤: モデルごとに異なる(ウォルナットブラウン、エメラルドグリーン、オリーブグリーン、シアンブルーの半透明エナメルをギヨシェの上に重ねた仕様)
インデックス: アプライドのバトン型アワーマーカー
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: 18KWG製フォールディングクラスプ付きブラックアリゲーターレザーストラップ、または18KWG製ミラネーゼ“アール・デコ”ブレスレット


ムーブメント情報

キャリバー: 822
機能: 時・分表示
厚さ: 2.94mm
パワーリザーブ: 約42時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時(3Hz)


価格 & 発売時期

価格: 要問い合わせ
発売時期: 限定生産(通常コレクションには含まれない)
限定: あり、世界限定各10本(全4モデルで計40本)

詳しくはこちらをご覧ください。