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Introducing アトリエ・ウェン ミレジム 2025 パーセプション 漩(Xuán/編集部撮り下ろし)

ブランドの最新限定モデルは、新しいストーンダイヤルを採用した。

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我々が知っていること

フランスと中国のハイブリッドブランドであるアトリエ・ウェンが、ミレジム 2025 スペシャルエディションを発表した。製造上の遅れにより2026年のリリースとなったのは皮肉なことだが、このミレジム 2025 エディションは、ブランドが毎年恒例の少量限定モデルを展開していく取り組みの第2弾となる。2024年に発売された第1弾はオールチタン製のパーセプションで、エンジンターンによるギヨシェ装飾をあしらったパープルカラーのダイヤルと、一体型ブレスレットを備えたスポーツウォッチだった。今年のバージョンでもパーセプションが再登場するが、今回は904Lステンレススティールを採用し、天然石のピーターサイトダイヤルを纏っている。

Atelier Wen Millesime 2025 Soldier

 マイクロブランド界ではおなじみの名前であるアルフレッド・チャン(Alfred Chan)氏がデザインしたこのパーセプションは、ストーンダイヤルを除けば、その大部分がこれまでのモデルを踏襲している。角度のついたファセットと特徴的な“耳”を持つケースは直径40mmでラグ・トゥ・ラグ47mm、厚さは9.4mm(ダブルドーム型サファイア風防を含む)。100mの防水性能を備えている。台形のセンターリンクと面取りされたエッジを持つ一体型ブレスレットには引き続きブランドが特許出願中の微調整システムと、クイックリリース式のバネ棒が採用されている。

Pietersite dial macro
Atelier Wen Case Side
Atelier Wen Clasp

 新しいピーターサイトのダイヤルは深いブルーとブラックをベースに、ブルー、ゴールド、ブラウンのユニークな渦巻き模様が描かれており、ギヨシェ装飾とは決別した。しかしアトリエ・ウェンによれば、このダイヤルの製造は決して容易ではなく、ほとんどのストーンダイヤルと同様に、スライスした際の脆さが課題として残っていると言う。中国の伝統工芸を重視する姿勢は変わらず、ロジウムメッキが施された傾斜のあるインデックスのための切り込みは浙江省で手作業によるワイヤーカットが行われ、その後、広東省に送られて研磨される。ピーターサイトの周囲にはブラックのPVDコーティングが施されたチャプターリングが配され、ブランドの象徴である中国語で“回纹(huiwen)”モチーフがスーパールミノバでプリントされている。

 時計の内部には、カスタマイズされた自動巻きの丹東ピーコック SL1588A(Dandong Peacock SL1588A)を搭載。41時間のパワーリザーブを備え、5姿勢で日差+/-10秒以内に調整されている。このムーブメントが3.4mmという極薄であるおかげで、パーセプションのケース厚は10mmを切る薄さを維持できているのだ。装飾にはサーキュラー・コート・ド・ジェネーブ装飾が施され、ポリッシュ仕上げを施した石穴やネジ穴、青焼き加工のネジが採用されている。タングステン製のローターにはブラックロジウムメッキが施され、一部が開口したシースルーバックから眺めることができる。ほかのパーセプションと同様に、ケースバックの上部には石像の獅子が浮き彫りにされており、中国らしい趣を添えている。

Millesime 2025 Caseback

 アトリエ・ウェン ミレジム 2025 パーセプション 漩(Xuán)の価格は3600ドル(日本円で約55万5000円/米国からの注文には関税を補填するための6%の追加料金が発生)だ。プレオーダーはふたつの枠で受け付けられ、最初の枠はブランドのコレクター向けWhatsAppコミュニティのメンバー専用で、黒漆が充填されたミレジムの刻印と、225本の個別シリアル番号が入ったものが用意される。この225本のうち残った分は1月28日から一般公開されるが、ご安心を。このエディションは期間限定販売のため、225本以外の注文分についても別の刻印が施され、注文期間終了(香港時間で2月6日 11時/日本時間で2月6日 12時)まで数量限定なしで個別のシリアル番号が付与される。最初の225本は今年の第2四半期に、残りの分は第4四半期に納品される予定だ。


我々の考え

ギヨシェダイヤルではないパーセプションは、私にとってもかなり興味深いことだ。結局のところ、それは長年にわたってこのモデルのアイデンティティの中核をなしてきたからだ。しかしブランド側は、ミレジムコレクションは熱心なコレクター層に向けたものであり、毎年異なるアイデアを小ロットで試すことで入手しやすさと希少性のバランスをとり、購入を希望する多くの人々を失望させないようにするための手段であることを明確にしている。

Lay down Millesime 2025

 実機に触れてみると、パーセプションはこれまでのステンレススティール(SS)製モデルと同様の感触だ。手首に載せるとスリムでバランスがよく、ブレスレットもきわめて堅牢なクラスプを備えており、引き続き好印象だ。ストーンの周囲にチャプターリングを配したことで、ストーンに沈み込んだアプライドインデックスとともに立体感が増している。夜光が充填されたチャプターリングのデザインもきわめて巧みである。

 ブランドが約6000ドル(日本円で約92万5000円)の新しいデザインを発表し、それに続いて約3万ドル(日本円で約463万円)のフルタンタル製モデルに挑戦した1年を経て、よりクラシックな価格帯で原点回帰した姿を見るのはうれしいものだ。決して安価な時計ではないが、ストーンダイヤルという新たなひねりを加えてパーセプションが再登場したことは次のチャンスを待っていた人々にとって喜ばしい光景だろう。


基本情報

ブランド: アトリエ・ウェン(Atelier Wen)
モデル名: パーセプション 漩(Perception Xuán)

直径: 40mm
厚さ: 9.4mm
ケース素材: 904Lステンレススティール
文字盤: 天然ピーターサイト(半貴石)
インデックス: ロジウムメッキを施したアプライドインデックス
夜光: 針とチャプターリングにスーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: 特許出願中の微調整クラスプ機構を搭載した、SS製の一体型ブレスレット


ムーブメント情報

キャリバー: カスタマイズされた極薄の丹東ピーコック(Dandong Peacock)SL1588A
機能: 時・分表示、センターセコンド
厚さ: 3.4mm
パワーリザーブ: 41時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 32
クロノメーター認定: なし、しかし日差+/-10秒以内に調整され、さらに5姿勢で調整済み
追加情報: ブラックロジウムメッキを施したタングステンローター


価格&発売時期

価格: 3600ドル(日本円で約55万5000円)
発売時期: 1月28日から2月6日まで(香港時間で11:00/日本時間で同日12時に終了)
限定: あり、最初の225本は黒漆が充填された刻印と個別シリアル番号が、それ以の製品は注文期間終了まで個別シリアル番号が入る

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