Hands-On: オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフ 38mm - Hodinkee Japan (ホディンキー 日本版) trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Hands-On オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフ 38mm

38mmはロイヤル オーク クロノグラフのベストサイズなのだろうか?

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オーデマ ピゲのSIHH (ジュネーブサロン) は大成功といえるものだったが、来場者を魅了したその内容なしでは語れない。いくつかロイヤルオークの新作の中でも最もバランスに優れ、魅力的なのが新しい38mm ロイヤル オーク自動巻きクロノグラフだ。同機はロイヤル オークシリーズの定番モデルで、これまでの魅力を損なうことなく3色展開で一新された。

ロイヤル オークの雰囲気がお好きな方にとっては、新しい38㎜は最高のモデルだと思う。バリエーションは、18KPGケースにプラチナ色の文字盤、SSケースにシルバーグレイの文字盤、もしくはSSケースにブルー×ホワイトのパンダダイヤルの3つがあり、それぞれの持ち味がある。ややスポーティなスタイル、やや控えめなスタイル、あるいはやや...いやかなり押しの強いスタイルという具合だ。

ねじ込み式プッシャーを含めたケースサイズは38㎜。防水性能は50mだ。自動巻きムーブメントを搭載しながらも、ケースの厚さはわずか11mm。全体的にソリッドでよく考え込まれたデザインであり、遊び心に溢れている。以前からラインナップされている41mmモデルは、昨今、飛び抜け大きいというわけではないと思うが、新モデルは超定番の39㎜に近く、私の腕にはよりフィットするサイズである。

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さて、3㎜も小さくなった38㎜モデルだが、より大きいロイヤル オーク クロノグラフ(および多くの旧モデル)と同じムーブメントを採用している。フレデリック・ピゲ社のキャリバー1185をベースにしたこのキャリバー2385は、一体型クロノグラフムーブメントであり、振動数3Hzで、40時間のパワーリザーブを持つ。

上記の内容にあまり魅力を感じられずにいる方に申し上げると、これらのロイヤル オークを腕に着ける感覚は特別で、何かが絶妙にハマッたようなのだ。ぜひAPブティックでいくつか試して欲しい。正直、僕も金無垢の5402を実際腕に乗せるまで、その魅力を理解できなかった。特にクロノグラフ好きでもない僕も、クロノ表示が「グランド・タペストリー」ダイヤルにとてもしっくりきているので、これなら日付表示が4時半位置にあっても“ほぼ”気にならないだろう。

グレー×シルバーのバリエは控えめ、ホワイト×シルバーにブルーのバリエはスポーティでとても良いが、何より僕の本命はホワイトの文字盤に無垢なPGのバリエだ。SSモデルは250万円(税抜)、18KPGモデルは550万円(税抜)。クラシックなロイヤル オークの「部分改訂版」に過ぎないこのロイヤル オーク クロノグラフは「Less is more」の一好例である(ピンクゴールドが最高!) 。

 詳細はオーデマ ピゲ 公式サイトへ