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Photos by Andy Hoffman
我々が知っていること
再始動したデニソンは、デビュー作であるALDコレクションで大きな注目を集めた。スイス人デザイナーのエマニュエル・ギュエ(Emmanuel Gueit)氏が手がけたハイエンドで考え抜かれたデザインに、手ごろな価格のクォーツムーブメントを組み合わせることで、1970年代から80年代のストーンダイヤルと大胆なフォルムが特徴の、華やかなグラム・ロック時代を彷彿とさせる仕上がりとなっている。その後、同ブランドはALDコレクションを拡充し、ふたつのスイス製クォーツムーブメントで駆動する2針のデュアルタイムモデルを追加。ダイヤルの左右を、マーブルやタイガーアイといったストーンで切り替えていた。私たちはその登場を歓迎し、大いに感銘を受けた。そして今回、デニソンはALD デュアルタイム “シェイズ”を発表した。トラベルウォッチのコレクションをより抑制の効いたモデルで再解釈し、ブランド初となる、インデックスを備えた3つの新しい陰影のあるダイヤルと、洗練された落ち着きと軽やかな楽しさを両立したステンレススティール(SS)製のリンクブレスレットが特徴だ。価格は変わらず魅力的で、すべてのモデルが800ドル(日本円で約12万7000円)以下となっている。
これまでのALDモデルと同様に、薄型で装着感に優れた縦35.6mm×横37mmのSS製ケースに収められた“シェイズ”デュアルタイムは、それぞれのモノクロームダイヤルにおける光の相互作用が最大の魅力だ。グリーン、ブルー、ブラウンの各バリエーションは単色だが、左側に水平方向のサテン、右側にバーティカルサテンと、それぞれの表面に異なるサテン仕上げが施されており、それによって光の反射の仕方や見え方が変化する。角度によっては左右の差はほとんどわからないが、手首を少し動かすだけでコントラストが劇的に際立つ。
インデックス表示の採用も、デニソンにとって初めてのことだ。左側にバーティカルサテン仕上げを施し、12時と6時位置にレトロモダンなアラビア数字を配することで視認性を高め、比較的小さな時・分針を判読しやすくしている。一方、右側には水平方向にサテン仕上げを施しており、同じく12時と6時位置に配したローマ数字が、SS製インジケーターの下にあしらわれたデニソンのロゴを縁取っている。左右それぞれの面と針の違いは一見すると控えめだが、適切な角度で光を受けたときにその差が浮かび上がり、異なるサテン仕上げが生み出す陰影のコントラストを際立たせる。
また、デニソンが“ペブルリンク”と呼ぶSS製のリンクブレスレットのオプションも新たに加わった。これはビーズ・オブ・ライススタイルを思わせる、ポリッシュ仕上げのドレッシーなメタルブレスレットで、その価格帯としては驚くほどエレガントでありながら、外観と装着性の双方を高めている。隠れたバタフライクラスプを備えることで、ほとんどの手首サイズに対応でき、これまでどおり、軽量さや着けやすさを維持する本作はタイムピースとしての存在感を高めている。
トープカラーのカーフレザーストラップも用意されており、こちらはALDのケースシェイプに着想を得たピンバックルが採用されている。これは、クォーツウォッチの品質に対する印象を高めるとともに、ブランドがまだ初期段階にありながらも明確なデザインコードを強化する、考え抜かれたデザインだと言えるだろう。これまでのストラップのグレイン加工とは異なるスムースレザーの採用は新鮮で、ケースシェイプとALDコレクション全体のスタイリングの幅を広げている。
我々の考え
私たちにとってALDデュアルタイムは、かつての華やかな空の旅の時代、エコノミーが今ほど過酷ではなく、各航空会社がスタイルと洗練を競っていた時代を、現代的かつ手の届きやすいかたちで追体験させてくれる楽しい存在であり続けてきた。新たに登場した“シェイズ”モデルは、そのコンセプトにおけるファーストクラス的な要素をしっかりと受け継ぎつつ、初期のストーンダイヤルモデルに見られたディスコ時代の雰囲気を抑えている。かつてのピアジェやカルティエで定番だった、2針のクラシックなデュアルタイムを備え、洗練されながらも控えめな仕様を求める人々にとって魅力的な選択肢となるだろう。ダイヤルの仕上げは興味深く、新たに採用されたインデックスによって視認性も向上。左右それぞれの表示に配された針が比較的小ぶりである点を踏まえると、この改善は大きい。
タイガーアイとマーブルダイヤルを備えたオリジナルのALD デュアルタイム(左)と、新作であるブラウンのデュアルタイム “シェイズ”(右)。
新しいSS製の“ペブルリンク”ブレスレットは、レザーよりもメタルを好む人々にとってうれしい追加要素だ。軽くて薄型の時計に重みと存在感を与えながらも、どこか華やかでドレッシーな雰囲気を保っている。価格が1000ドル(日本円で約15万9000円)を大きく下回ることで、本作はその重厚さよりも、むしろ遊び心がある。空の上でも、空港のラウンジでも、スタイリッシュに時を刻むための1本となるだろう。すべての旅行者に、快適な空の旅を。
基本情報
ブランド: デニソン(Dennison)
モデル名: ALD デュアルタイム “シェイズ”(ALD Dual Time "Shades")
サイズ: 縦35.6mm×横37mm
厚さ: 6.1mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: インデックス付きデュアルタイム表示を備えたブルー/ブラウン/グリーン。コントラストのあるサテン仕上げ
インデックス: 型押し
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: トープカラーのレザーストラップ、またはSS製のペブルリンクブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: ロンダ製スイスクォーツムーブメント 1032×2
機能: デュアルタイム
サイズ: 縦9×横13.2mm
厚さ: 1.95mm
石数: 7
クロノメーター認定: なし
価格&発売時期
価格: SS製のペブルリンクブレスレット仕様は820ドル(日本円で約13万1000円)、トープカラーのカーフスキンストラップ仕様は740ドル(日本円で約11万8000円)
発売時期: 販売中
限定: なし
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