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今年もこの季節がやってきた。子どもたちはほとんどが新学期に戻り、時計職人たちも(うらやましいほどに長い)夏休みから復帰している。そして新作時計のリリース不足で気分が沈んでいる人にとっては、7月にクリスマス……、いや、9月にクリスマスが到来したような気分だろう。そう、第6回ジュネーブ・ウォッチ・デイズの開幕である。66ブランドが参加するこのミッドイヤーのトレードショーでは、魅力的な新作が数多く登場する。
ローラン・フェリエ セリエ・アトリエ クラシック オート “サンドストーン”は、昨年のジュネーブ・ウォッチ・デイズで特に際立った存在だった。
本格的な取材は9月4日(木)に始まり、イベントは9月7日(日)まで開催される。創設メンバー6社のうち5社(ブライトリング、ブルガリ、ドゥ・ベトゥーン、H.モーザー、MB&F)も参加する予定で、新作を発表するか、秋に向けた解禁前のモデルを披露する予定だ。さらに、ゼニスやタグ・ホイヤーといったビッグブランドに加え、オリス、ファーラン・マリ、ドクサなど時計マニアに愛されるブランドも顔をそろえる。ハイエンドなインディペンデントを探している人には、グルーベル・フォルセイ、ベルネロン、ウルベルクといった名門がそろい、さらにアンデルセン・ジュネーブからは特別な発表もあるようだ 。
M.A.D.1.Sは昨年のジュネーブ・ウォッチ・デイズで発表された時計であり、幸運なことに私は実際に手に入れることができた。そして今でもこの時計を気に入っている。
昨年のEditor‘sPickで選ばれた、ダニエル・ロート トゥールビヨン ローズゴールド。
このショーにはWatches&Wondersに出展するような大物ブランドはそろっていないものの、プレスやコレクターが集まり、時計を見たり、さまざまなトークやイベントに参加したりできる絶好の機会となっている。会期中にジュネーブにいるなら、ぜひプログラムのスケジュールを確認して欲しい。土曜日の午前10時にはアンディがゼニスとともにトークを行う予定であり、見逃せない内容となるだろう。もし会場で見かけたら気軽に声をかけていただきたい。ただし、私たちが少し慌ただしく見えても気にしないでくれ。わずか4日間で66ものブランドを取材しなければならないのだから!
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