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Photos by Shota Akiyoshi
我々が知っていること
グラスヒュッテ・オリジナルが広く知られる理由のひとつは、戦後のドイツ・グラスヒュッテにおけるデザイン様式を現代に受け継いでいる点にある。今回発表されたのは、同ブランドで1970年代に見られたスクエア型クロノグラフ(インテグレーテッドブレスレット仕様)をベースに、パンダスタイルのデザインといくつかのレッドアクセントを加えたものだ。これは北米市場限定100本のリミテッドエディションとしてリリースされた。
ヴィンテージ愛好家にはおなじみのスティール製“TVケース”を採用し、直径40mm×幅40mm、厚さ14.1mmというサイズに100mの防水性能を備えるスポーティな仕様となっている。新作セブンティーズ ‘X’ クロノグラフには、ブラックのインダイヤルとレッドのアクセントが映えるホワイトラッカー仕上げの“パンダ”ダイヤルを採用。インデックスはホワイトゴールド製で、ブラックPVDコーティングが施されている。ムーブメントには自動巻きのCal.37-02を搭載し、70時間パワーリザーブを誇る。時・分表示とスモールセコンドに加え、パワーリザーブインジケーターを9時位置に備えており、ブランドの代名詞であるパノラマデイト、さらにコラムホイール式のフライバッククロノグラフ機構を搭載している。
グラスヒュッテ・オリジナル セブンティーズ ‘X’ クロノグラフは100本限定で、北米市場でのみ販売される。価格は1万7900ドル(日本円で約270万円)だ。
我々の考え
このようなTVケース型の時計は、コレクションに個性を加えるとても楽しい方法だ。グラスヒュッテ発のデザインはもちろん、あのモバード製エル・プリメロ(そう、そのままの意味だ)に見られるようなTVケース型クロノグラフにしても、周囲とは違うアプローチで楽しめるのが魅力である。これまでのセブンティーズ クロノグラフは単色ダイヤルによる優れたカラーマッチングは評価できるものの、そのぶん、トーンがやや大胆で主張が強く、少なくとも外観の印象としてやや“重たく”力強すぎる傾向があった。しかし今回のモデルはよりスポーティでありながら、ブランドから過去に登場したターコイズやピンクの限定モデルと比べても、はるかに汎用性の高い仕上がりとなっている。
基本情報
ブランド: グラスヒュッテ・オリジナル(Glashütte Original)
モデル名: セブンティーズ ‘X’ クロノグラフ(Seventies ‘X’ Chronograph)
型番: 1-37-02-18-02-70
直径: 40mm
厚さ: 14.1mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ホワイトラッカー仕上げのダイヤル、電気めっきで仕上げ、同心円状の装飾が施されたブラックインダイヤルと10時位置の積算計
インデックス: ホワイトゴールド製、ブラックPVDコーティング
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット、付属のラバーストラップ付き
ムーブメント情報
キャリバー: Cal.37-02
機能: 時・分表示(中央に60秒カウンター)、スモールセコンド、パノラマデイト表示、フライバッククロノグラフ、ストップセコンド機能
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4Hz)
石数: 65
クロノメーター認定: なし
追加情報: 30分積算計、12時間積算計、パワーリザーブインジケーター
価格&発売時期
価格: 1万7900ドル(日本円で約270万円)
発売: 2025年7月31日から
限定: あり。北米市場限定100本。
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