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クイック解説
今夏の東京2020オリンピック、サーフィン競技にて見事銀メダルを獲得した五十嵐カノア選手。日本のみならず、世界のサーフシーンをリードすると言っても過言ではない彼は、スクエアモデルのG-SHOCKを愛用しており、2019年に販売されたGLX-5600KI-7JRに続き第二弾となるシグネチャーモデルが発表された。
本機は、サーファー向けの機能としてタイドグラフやムーンデータ表示を備えるG-LIDEに、Bluetoothでのスマートフォン連携機能を加えてアップデートされた最新のGBX-100がベース。前作のGLX-5600と比較すると、ケースサイズ46.7×43.2mmから50.9×46.0へと大型設計に以降し、見た目の特徴としては大型化に伴い角型モデルながらライト点灯用のボタンをケース前面に配したことと、鍛造のステンレス製のベゼルを備えたことだ。
ベゼルやガラス部分には、カノア選手が過去に乗った大迫力のビッグウェーブがプリントされており、ブラックを基調とした全体のトーンにアクセントを加えている。時計全体には本人の要望を取り入れ、「ステルスブラック」がデザインモチーフ。前作同様、液晶上部とバンド、裏蓋にはカノア選手のサインも配され特別感を盛り上げる。液晶はハイコントラストで視認性の高い、MIP液晶が採用される。
価格は2万9700円(税込)で、11月5日より発売予定となる。
ファースト・インプレッション
G-LIDE GBX-100は2020年に登場した最新コンセプトのサーファー用モデル。DW-5600をベースとしたGLX-5600などとは異なり、他のどのG-SHOCKとも似ていない個性を備えた固有デザインのG-LIDEである。大型化に伴いアップデートされたのは見た目だけでなく、最新世代のG-SHOCKには定番的に搭載されるBluetooth連携によって、サーフィンに役立つ機能も拡充されたことが大きい。従来より、タイドグラフがG-LIDEの大きな特徴だったわけだが、本機では潮汐情報や日の出/日の入時間を専用アプリ内の世界約3300ヵ所から選択し、時計に設定することが可能となった。世界中の波の情報が取れるというコンセプトは、まさに世界の海を舞台にするカノア選手にふさわしい。
また、シグネチャーモデルとしては珍しく、選手の個性がドギツくなく、スタイリッシュに時計に馴染んでいる点もこの時計のデザイン面での成功の秘密だろう。ベースモデルであるGBX-100はステンレスベゼルが目立つデザインで、それはそれでよいのだが、本機では波のイメージがベゼルにも配されることで、一見するとステンレスベゼルであることがわからない。このプリントが波であることも、言われてみればそうかも、というレベルのものであり、サーファーならずともファッションアイテムの一部としてセレクトできるG-SHOCKだと思う。
基本情報
ブランド: G-SHOCK
モデル名: G-LIDE
型番:GBX-100KI
直径: 50.9×46.0mm
厚さ: 14.7mm
ケース素材: 樹脂/ステンレススティール(ベゼル)
文字盤色: 反転液晶
インデックス: デジタル表示
夜光: LEDバックライト(オートライト、スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒)付き)
防水性能: 20気圧防水
ストラップ/ブレスレット:五十嵐カノア選手のシグネチャー入り樹脂ストラップ
ムーブメント情報
機構: 時、分、秒、ワールドタイム:世界38都市(38タイムゾーン※、サマータイム自動設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示、ムーンデータ(月齢・月の形表示)、タイドグラフ(潮回り:3段階表示)、日の出日の入時刻表示:プリセットされた世界50ポイント+ユーザー設定による任意のポイントから選択可能、ストップウオッチ(1秒、100時間計、スプリット付き)、フルオートカレンダー、モバイルリンク機能(Automatic Connection、対応携帯電話とのBluetooth® 通信による機能連動)
パワーリザーブ: 約2年
追加情報:専用アプリ「G-SHOCK MOVE」により、サーファーが必要とする潮汐情報や日の出/日の入時間を世界約3300カ所から選択し、簡単に時計側に設定可能。
価格 & 発売時期
価格: 2万9700円(税込)
発売時期: 11月5日
限定:通常品
詳細は、G-SHOCK公式サイトへ。