trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing ハブリング²とモノクロームが再びタッグを組み、モントレ ド スースクリプション 4セコンド モルトを発表

独立系ブランドとのコラボレーション第4弾では、ハブリング²のアーウィンに特別な解釈を加え、再びオーストリアへと帰ってきた。

ADVERTISEMENT

我々が知っていること

私たちの友人であるモノクロームが、“モントレ ド スースクリプション”シリーズの第4弾を携えて帰ってきた。このコラボレーションは、2021年にハブリング²のワンプッシュ式のクロノグラフから始まった、独立系ブランドをフィーチャーする限定シリーズだ。今日、モノクロームはリチャード(Richard)&マリア・ハブリング(Maria Habring)夫妻と再び協力し、モントレ ド スースクリプション 4セコンド モルトを発表することで、原点へと回帰した。

Habring Monochrome Subscription 4
Habring Monochrome Subscription 4 Closeup Seconds Hand
Habring Monochrome Subscription 4 Slanted shot

 フランス語を少しでも理解していれば、この新しい限定予約モデルが、ハブリング²のジャンピングセコンド(またはデッドビートセコンド)の複雑機構を備えたコンパクトなデザインを持つアーウィンをベースにしていることがわかるだろう。この複雑機構は、機械式時計でありながら秒針が1秒に1回ジャンプすることを意味する。かつては天文台や科学者にとって有用な機能だったが、クォーツウォッチが溢れる現代では、遊び心のあるアイロニーとして機能している。

 セコンド モルトのダイヤルは、ミニマルな白黒の配色を採用しつつ、視覚的な興味を加えるために絶妙なアール・デコ調のタッチを添えている。光沢のあるブラックダイヤルの上には、視認性を高めるためにフルポリッシュされたリーフ針、アプライドのローマ数字、そしてダイヤモンド型のインデックスが配置されている。ミニッツトラック、分表示の数字、ロゴといったそのほかのアクセントはすべて平らなホワイトプリントである。

Habring Monochrome Subscription 4 Caseback in hand
Habring Monochrome Subscription 4 On rock
Habring Monochrome Subscription 4 Wristshot

 ダイヤルを囲むのは、ダブルステップベゼルと貫通ラグを備え、全面にサテン仕上げを施したステンレススティール(SS)製ケースである。プロポーションはきわめてコンパクトで、直径38.5mm×厚さ9mm、ラグ・トゥ・ラグは45.6mmだ。シースルーバックにはモノクロームのロゴと、“Montre de Souscription”の文字が刻印されており、これはモノクロームによるハブリング²の第1弾を彷彿とさせる。ケースのなかには、ジャンピングセコンドのメカニズムが完全に見えるハブリング²の自社製ムーブメント、Cal.A11Sが収まっている。仕上げはサーキュラーサテン、ペルラージュ、ブルースクリューといった、ハブリング²のクラシックなスタイルで整えられている。

 ハブリング² × モノクロームのモントレ ド スースクリプション 4セコンド モルトは、個別のシリアルナンバー入りの33本限定の予約販売モデルとして提供される。価格は6000ユーロ(日本円で約110万円)。中央ヨーロッパ時間で2025年12月18日午後3時(日本時間では同日午後11時)から、2週間または33本が完売するまで販売され、納品は2026年2月末から3月を予定している。


我々の考え

私は長年ハブリング²のファンであり、私が所有するアーウィンはコレクションのなかで最も特別な時計のひとつだ。そのため、同ブランドのデッドビートセコンドを備えたモデルの新しいバリエーションが登場すると常に興味を引かれる。ハブリング²とモノクロームとのコラボレーション第1弾で私が心底惚れたのは、ヴィンテージのダイヤルデザインとモダンなキャリバーが完璧かつ上品に融合していた点であり、今回もまた、彼らはそれを成し遂げたと思う。

Habring Monochrome Subscription 4 Wristshot
Habring Monochrome Subscription 4 Dial Full macro
Habring Monochrome Subscription 4 Caseback Slanted

 ハブリング²は複雑機構の世界において潔いほど、バリュープロポジションを体現する時計を作り続け、その独自のニッチな市場で圧倒的な存在感を示し続けている。このモデル(そしてほかの多くのアーウィン)の価格設定がいかに手ごろであるか、今でも驚かされる。ユニークなダイヤルと少量生産という真のコラボレーションが実を結んだ結果として、ユニークな複雑機構を搭載した興味深いものを適正な価格で作ることは“可能だ”という素晴らしい気付きにもなっている。ダイヤルのデザインはピエトロ・ピラー(Pietro Pilla)氏によるもので、プロポーションと抑制の効いた美学が見事に成功している。白黒のダイヤルは、下手をすれば地味で退屈に見えてしまいがちだが、ここでは決してそうはなっていない。本作はすぐに完売すると確信しているし、実物を手にするのが待ちきれない。


基本情報

ブランド: ハブリング² × モノクローム(Habring² × Monochrome)
モデル名:モントレ ド スースクリプション 4セコンド モルト(Montre de Souscription 4 'Seconde Morte')

直径: 38.5mm
厚さ: 9mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: 艶のあるブラック
インデックス: アプライド
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ハンドメイドのトープカラーのヌバックレザーストラップ、コントラストのあるクリーム色のステッチ付き、MONOCHROMEライトブルーのレザーライニング、SS製ピンバックル、クイックリリース用のバネ棒


ムーブメント情報

キャリバー: Habring² A11S
機能: 時・分表示、デッドビート・セコンド
直径: 30mm
厚さ: 7.5mm
パワーリザーブ: 48時間
巻上げ方式: 手巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 21
クロノメーター認定: なし


価格&発売時期

価格: 6000ユーロ(日本円で約110万円)
発売: 12月18日から2週間限定での販売
限定: あり、個別のシリアルナンバー入りで33本

詳しくはこちらをご覧ください。

ADVERTISEMENT