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Year In Review 2025年のHODINKEE Japan人気記事ベスト10

2025年にHODINKEE Japanで注目を集めた記事のなかから、読者に最も支持された人気ランキングTOP10を発表。

2025年も、時計業界は例年以上に多くの話題と変化に満ちた一年でした。新作モデルの発表はもちろん、ブランドの方向性を示す象徴的な一本や、改めて価値が見直された名作まで、さまざまな時計が読者の関心を集めました。HODINKEE Japanでも、この一年を通して数多くの記事をお届けしてきましたが、今回はその締めくくりとして、過去365日間で最も多く読まれた人気記事トップ10を振り返ります。

 このランキングは、編集部の主観や評価ではなく、ページビューというひとつの客観的な指標に基づいたものです。そのため、コアな時計愛好家に深く刺さった記事から、より幅広い読者に届いた意外な一本まで、2025年という年を象徴する多様なコンテンツが並ぶ結果となりました。

 「やはり」と思う記事もあれば、「こんな記事が?」と驚くものもあるかもしれません。では早速、2025年のHODINKEE Japanで最も読まれた記事とともに、この一年を振り返っていきましょう。

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10位: 大塚ローテック 5号改、ワンダリングアワー機構を搭載した2025年新作モデルが登場(編集部撮り下ろし)

 日本発の独立時計ブランドとして注目度を高め続ける大塚ローテックが、2025年の新作として発表したのがワンダリングアワー機構を搭載する5号改です。本記事では、GPHG受賞やオークションでの快挙といった近年の躍進を踏まえつつ、ブランド初となるワンダリングアワーの仕組みを、実機の写真とともに分かりやすく解説。

 とりわけ、極小ボールベアリングの採用によって実現された機構の成り立ちや、時ディスクが“1時間に2回”瞬時に切り替わるダイナミックな挙動、そして計器的デザインへ落とし込む片山次朗氏の発想が丁寧に掘り下げられています。独創的でありながら実用性にも配慮された設計、さらに抽選販売・国内限定という入手性の文脈も含めて、2025年の国産インディペンデントを語るうえで欠かせない1本として大きな関心を集めた記事です。

大塚ローテック 5号改、ワンダリングアワー機構を搭載した2025年新作モデルが登場(編集部撮り下ろし)


9位: Number_i 神宮寺勇太さんの珠玉のロレックスコレクションと、相棒としてのカシオウォッチ

 アーティストとしての顔とは別に、ひとりの“シリアスな時計愛好家”として神宮寺勇太さんの素顔に迫ったTalking Watchesが、大きな注目を集めました。記事(そして動画)では、ヴィンテージロレックスを中心に厳選されたコレクションを、出会いの経緯や選び方の美学とともに紹介。ティファニーサイン入りのRef.1016から、1930年代のクロノグラフRef.2508、さらには“キリー”“ポール・ニューマン”“ボンド”といったストーリー性の強い名作まで、個体としての希少性も含めて見応えのある内容となっています。

 加えて、趣味のバイクやダンスの相棒としてカシオを実用的に使い分ける視点が、コレクションを“飾る”だけではなくリアリティを与えているのも印象的。時計を通じて価値観や審美眼が立ち上がる、Talking Watchesらしい一本となっています。

Talking Watches Number_i 神宮寺勇太さんの珠玉のロレックスコレクションと、相棒としてのカシオウォッチ


8位: ヴァシュロン・コンスタンタン 222がステンレススティールで帰ってきた(編集部撮り下ろし)

 ヴァシュロン・コンスタンタンの270周年という大きな節目にあわせて発表されたのが、ファン待望のヒストリーク 222 ステンレススティールモデルでした。1977年のオリジナルと同じ37mm径というサイズ感、極薄ケース、そしてヴィンテージの意匠をそのまま受け継ぎながら、より日常的に楽しめるSS仕様として登場した本作は、発表直後から大きな話題を集めました。

 本記事では、編集部が実機を1日以上にわたって試着し、豊富な撮り下ろし写真とともに、その装着感やディテール、そして222というモデルが持つ特別な意味を丁寧に掘り下げています。単なる復刻にとどまらず、ヴァシュロンの歴史と現在地を感じさせる1本として、多くの読者の関心を集めた記事です。

ヴァシュロン・コンスタンタン 222がステンレススティールで帰ってきた(編集部撮り下ろし)


7位: 異次元の高精度、U.F.A.の名前を冠したグランドセイコー SLGB003&SLGB001を実機レビュー

 7位にランクインしたのは、グランドセイコーがWatches & Wonders 2025で発表したU.F.A.スプリングドライブ搭載モデルの実機レビューでした。年差±20秒という、ゼンマイ駆動式腕時計としては前例のない精度を実現したCal.9RB2は、グランドセイコーが長年積み重ねてきた技術の集大成とも言える存在です。

 加えて、多くのユーザーが待ち望んでいた微調整機構付きクラスプの初採用も、大きな関心を集めました。見た目はあくまで控えめでありながら、中身は極めて先鋭的。その“らしさ”と革新性の同居が、読者の強い支持につながった1本です。

異次元の高精度、U.F.A.の名前を冠したグランドセイコー SLGB003&SLGB001を実機レビュー


6位: チューダー ブラックベイ 54 “ラグーンブルー”が登場

 2023年に登場した37mm径のブラックベイ 54は、チューダーのダイバーズにおけるサイズ感の流れを象徴する1本として高く評価されました。そのラインに加わったのが、アイスブルーのダイヤルを採用した新作“ラグーンブルー”です。

 本記事では、ミラーポリッシュのレリーフベゼルや5連ブレスレットといったディテールの進化に加え、ヴィンテージに着想を得たプロポーションが現代においてどのような意味を持つのかを丁寧に考察しています。鮮やかなカラーリングでありながらもツールウォッチとしての本質を失わない完成度は、多くの読者の関心を集めました。サイズ、色、実用性のバランスにおいて、現在のチューダーらしさが最も端的に表れた記事です。

チューダー ブラックベイ 54 “ラグーンブルー”が登場

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5位: ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126518LN “アルカラス” 、ターコイズラッカーダイヤルを実機レビュー

 2025年のデイトナは話題作が相次ぎましたが、そのなかでもひときわ視覚的インパクトを放ったのが、ターコイズラッカーダイヤルを備えたRef.126518LNです。本記事は実機ハンズオンとしての魅力はもちろん、Watches & Wondersの風物詩とも言える“ニックネーム論”に踏み込み、カルロス・アルカラスの手首で目撃されたことをきっかけに、このモデルがなぜ“アルカラス”と呼ばれるようになったのかを描いています。

 派手さを前にした戸惑いと憧れ、カタログ掲載モデルとしての異例さ、そしてロレックスらしい工業製品としての完成度――その両方を同時に味わえる読み物として、多くの読者の記憶に残った記事です。

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126518LN “アルカラス” 、ターコイズラッカーダイヤルを実機レビュー


4位: シチズン プロマスター ランド U822を実機レビュー

 シチズンが長年培ってきたアナデジ・スポーツウォッチの系譜を、現代的にアップデートしたのがプロマスター ランド U822です。本記事では、新開発のソーラー駆動アナデジムーブメントCal.U822と、Memory-in-Pixel(MIPS)ディスプレイの実用性や操作性を中心に、その進化の中身を丁寧に検証しています。

 スマートウォッチとは異なるアプローチで多機能性を追求するシチズンらしさ、そしてアナログとデジタルが融合した“道具としての時計”の魅力が、実機レビューを通して説得力をもって語られました。ニッチでありながら確かな支持層を持つアナデジというジャンルに改めて光を当てた記事です。

シチズン プロマスター ランド U822を実機レビュー


3位: ロレックス ランドドゥエラー、Cal.7135を搭載。ここ数十年で最も重要な新作モデルかもしれない

 本記事は、Watches & Wonders 2025の会期中に公開された速報記事という性格もあり、大きな反響を呼びました。会場で実機を確認しながら、新開発のダイナパルス エスケープメントと、ロレックス初となる高振動ムーブメントCal.7135という極めて重要な技術的トピックを、いち早く詳報できたことが、多くの時計愛好家たちの関心を強く引きました。

 ダイレクトインパルス脱進機を工業レベルで成立させたという事実は、会期中に発表された数多くの新作のなかでも特にインパクトがありました。加えて、一体型ブレスレットを備えた新ケースや、デイトジャスト比で約20%薄型化されたプロポーションなど、外装面にも踏み込んだ内容となっていた点も特徴です。Watches & Wonders期間中ならではの高い注目度と、ロレックスというブランドが持つ発信力が重なったことで、3位にランクインしました。

ロレックス ランドドゥエラー、Cal.7135を搭載。ここ数十年で最も重要な新作モデルかもしれない

 より深堀りした以下記事もあわせてご覧ください。
新しい脱進機、一体型ブレスレットを備えたロレックス ランドドゥエラーと、この新作に対する賛否両論


2位: 真っ白なオメガ×スウォッチ ムーンスウォッチのスヌーピー、ミッション トゥ アースフェイズ ムーンシャインゴールド

 ムーンスウォッチのなかでも、ひときわ強い物語性を備えた「ミッション トゥ アースフェイズ ムーンシャインゴールド」に、冬仕様の新作が加わりました。12月の満月“コールドムーン”をテーマに、真っ白なケースとストラップ、雪を被ったスヌーピー、そして雪の結晶が刻まれたムーンフェイズを組み合わせた本作は、プロダクトそのものだけでなく、販売方法まで含めて大きな話題を呼びました。本記事では、編集部撮り下ろしの写真とともに、アースフェイズとムーンフェイズの演出、個体ごとに異なる雪の結晶、そして「スイスで雪が降る日だけ店頭に並ぶ」というユニークな販売条件までを丁寧に紹介しています。ムーンスウォッチが持つ楽しさと遊び心を、季節感とともに体現した1本として、多くの読者の印象に残る記事となりました。

真っ白なオメガ×スウォッチ ムーンスウォッチのスヌーピー、ミッション トゥ アースフェイズ ムーンシャインゴールド


1位: ロレックス サブマリーナー デイト デスク クロック Ref.909010LNを実機レビュー

 腕時計メディアとしてはやや意外とも言える、ロレックスのデスククロックを扱った本記事が、2025年の人気記事ランキング1位となりました。サブマリーナーのデザインをそのまま80mmサイズに拡大した外観だけでも十分に話題性がありますが、注目を集めた最大の理由は、その“中身”にありました。

 本作に搭載されているのは、ロレックスがこのクロックのために用意したアナログ・デジタルのクォーツムーブメントCal.8335。2400年まで修正不要とされるセキュラーカレンダー機構を備え、デイト表示を本気で成立させている点は、常軌を逸していると言ってもいいほどロレックスらしいアプローチです。さらに、ケースの開閉構造やボールベアリングを用いた固定機構など、細部に至るまで“工業製品としてのロレックス”が貫かれていました。

 価格は約150万円と、一般的なデスククロックの常識を大きく超えていますが、それでもなお正規ブティックではウェイトリストが存在するという事実も含め、多くの読者の関心を強く引いたように思います。腕時計ではなく「クロック」でありながら、ロレックスというブランドの思想と異常なまでのこだわりをこれ以上なく体現した本作。その意外性と内容の濃さが、堂々の1位につながりました。

ロレックス サブマリーナー デイト デスク クロック Ref.909010LNを実機レビュー

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